先輩が後輩を教えている大学は決して脱落しない。
これは格言である。
しかし、教える内容は必ず伝わるし、同じようなことを
する。
先輩たちの言動をそっくり真似するのである。
先日、横峰式で有名な横峰さんがテレビに出ていて
子どもの特徴を3つ挙げていた。
1、競争したい(勝ちたい)
2、真似したい
3、褒められたい
同じようなことを教育委員時代にお世話になった
元校長先生に教えていただいた。
最後まで走りきることを伝えるには、常に同じくらいの
人同士で走らせると良いのだという。
実際にやってみたが、効果はてきめんであった。
横峰さんもやっていたが、年齢にや走力に応じて
ハンデをつけても同じことだという。確かにそうだ。
子が親に似るというのは間違いないだろう。
毎日見ているのだから。
よっぽどのことがない限り、親と同じ生き方をする。
それは真似したいという本能からだ。
成功と失敗はどこで区別するか?
それは褒められるかどうかではないか?
褒められれば成功であり、褒められなければ失敗なのである。
仕事場やサークルにおいて、全く同じことがいえるのでは
ないだろうか?
新人だって1番の売り上げをあげたいし、活躍したい。
新人は先輩の真似をして(盗んで)、成功を収めようとする。
新人は褒められて成功だと知りたい。
成功への近道はまず自分(たち)の行動を見つめ直し
自分(たち)の関わり方を見つめ直し、改善できるものは
改善し、それを継続すること以外にはないのではないか?
後輩の行動は常に自分たちの行動の写しなのである。