昨日、会津大学の練習に行ってきました。写真の通り、雪の中での練習となりました。この時期のこの地域の特有の環境ですね。
もちろん、長靴でのアルティメットになるので(数名はスパイクやアップシューズを履いていましたが!)足が思うように運べず、アルティメットどころではない状況もありました。
ぼくが練習でいつも心がけているのは、できないことをしてみるということ。できることをするのではスキルアップはありません。練習回数が少ないので1回1回の試みを大事にしたいのです。
今回の試みは、コートをワイドに使うこと。
寒いのでぼくはスキーグローブをしてアルティメットをしました。もちろんスキーグローブなのでスローをまともに投げれるはずはありませんし、チームメイトは寒さで手がかじかんでいるので同じようなものです。
ですが、あえて、できることをするのではなく、できないことを狙うのです。
そこにはきちんとした、”意図”があります。
スローが投げれない状況はたくさんあります。
雨の日、風の日、マーカーが強い。などなど。
その状況になってしまったら、お手上げになってしまわないように、今から準備するのです。
コートを狭く使うと、狭いスペースにたくさんの人がいることになります。ディフェンスとオフェンスの距離も近いでしょう。
そのためにスローの精度が求められます。
もちろん、スローの精度を高めるのも一つの手かも、しれません。
が、しかし、スローが投げられない状況を想定しているので、今はその選択は置いておくことになります。
スローが投げられない状況は、どうすればいいか?
その解決策として、コートを広く使う方法を試したのです。
結果は、もちろん、グッド。効果的でした。
コートを広く使うことにより、スペースが生まれ、ディフェンスがオフェンスの動きを予想することが難しくなり、オフェンスの動きについていけなくなっていました。(もちろん、雪の上であるという条件はあります)
このように、練習でしか試すことができないことをぜひ心がけて欲しいと思います。