アルティメットがいつも楽しい。
そんな人っていますね。
いつも笑顔で、いつもいる、そんな人。
ぼくもそうありたいといつも思っています。
だって、楽しいんですものね。アルティメットって。
でもまたに辛くなる時があります。
それは、
ミスができない状況の時。
自分が引っ張っていかなきゃいけないって思った時。
でも、それって勝手に自分で作り出した幻想なのかもしれないって最近気づいたんです。
そもそも勝つことだけが重要なことなのか?
負けたら終わりなのか?
この2つの質問の答えは、NOです。
もちろん、負けるよりも勝ったほうがいいに決まっています。それを目指してやっているのだから。
でも、だからって楽しむことを放棄していいのか?
自分の胸に聞いてみたところ、楽しむことをやめない選択をしました。
それでは、なぜ、楽しめないのか?考えてみました。
答えは、心を通わす時間が少ないから。
自分の場合は現実的にチームのメンバーが離れているから実際に集まれるのが、予選と本選の時だけ。これでは、心を通わせる時間が足りませんでした。だから勝つことに集中して、楽しむことを忘れていた気がします。
もしかしたら、普段からチームで練習を行っている場合でも、心が通ってない場合があるのかもしれません。
馴れ合いで練習をしているのかもしれません。
それを確かめる方法は、試合を見ればわかります。試合中のミスに対してのコメントがそれを物語っています。もしかしたら練習中からそのコメントは出ているかもしれません。
心を通わす方法は、一つ。
1本のパスを大事にすることです。
走る人と投げる人、そしてスペースを空ける人、チームメイトのすべての人が1本のパスに心を通わすのです。
走ったけど、投げれなかったら、すぐに、「ごめん、次投げる!」
投げたそうだけど、走れなかったら、すぐに「ごめん、次走る!」
走ってきて、パスが投げられそうだったけど、邪魔してしまったら、すぐに「ごめん、次空ける!」
パスをキャッチミスしてしまったら、すぐに「どんまい、ディフェンス!」
スローを失敗してしまったら、すぐに、「どんまい、ディフェンス!」
1本のパスには、必ずドラマがあります。
そのドラマを大事にすることが、心を通わすたった一つの方法なのです。
楽しむことを忘れない。
そんなアルティメットを続けたいです。