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今からでもできるパスを通す3つのポイント(初級編)

師走もあと3日で終わりますね。早いものです。1年の計は元旦にありと言われますので、元旦の準備もしなくちゃって感じです。

 

さて、今回は「今からでもできるパスを通す3つのポイント(初級編)」です。

 

アルティメットで成功するためにはパスを通す技術が必須ですが、意外とその技術は知られていないように感じます。

 

私がこれまで経験してきた中で、実践してきたことをお伝えしていこうと思います。

今回伝えたいポイントは以下の3つ。

 

1、投げやすい人を見つける

2、パスの高さを変えてみる

3、空間に投げてみる

 

 

1、投げやすい人を見つける

 当たり前にことですが、パスは人に投げます。ということは、キャッチする人によってパスが通る確率が大きく違ってくるということです。つまり、キャッチのレベルがパスの確率を上げるのです。キャッチが強い人に投げればパスの確率は格段に上がります。

 また、自分にとってパスを投げやすい人というのが必ず存在します。その人をできるだけ早く探し、常にチームを辞めないように働きかけることです。

 

2、パスの高さを変えてみる

 これも意外に知られていそうで実践できていないことの一つですが、ディスクは浮きます。ふわふわ飛んでいきます。フライングディスクです。しかし、試合を見ていると地面に向かって投げている人がいかに多いかがよくわかります。ほんの数センチ、もしくは10cmくらいでいいのです。少し高く投げてみましょう。格段にパスの成功率が上がってくるでしょう。

 

3、空間に投げてみる

 試合が白熱すればするほど、人に対して集中していきます。これは試合後に撮影されたビデオを見ればよくわかります。コートの4分の1のスペースに14人が集まっているのです。これではパスは通りません。パスを投げる場所(空間)がないからです。こういう時はより広い空間に向かって走っている人に投げるべきです。

 また試合が白熱する時は、味方に対してディフェンスがより近くにいますのでディフェンスに気が取られ、人に対して集中しがちです。投げる時はより冷静になって、味方が走る場所(空間)に投げてみることです。

 これらは言い換えれば、人(味方)に任せるということでもあります。自分の手を離れたディスクはもはやどうすることもできません。走ってくれた味方(人)に全てを委ねるのです。

 

以上、今からでもできるパスを通す3つのポイント(初級編)をお伝えしましたが、これら3つのことは今すぐにでもできます。また初心者にアルティメットを教える時にも有効なので新入生が入ってきた時にもぜひ活用してみてください。