9月23−24日に静岡県富士市で全国学生アルティメット選手権大会が開催され、会津大学Dualbootのコーチとして帯同してきました。
結果は24チーム中18位。
目標には遠く及びませんでしたが、学生達の成長する瞬間に立ち会うことができました。
学生達は本当に粘り強く戦う姿勢を見せてくれました。単科大学で人数が少ない中でいかに個々の能力を引き出しながら戦うかを学ばせてもらいました。
そこで気づいたことを少し書きます。
1、集中した時に力を出せるためには、何が必要か?
集中した時に、どうしてミスしちゃうんだろうね?という問いは大会中もしくは大会を振り返った時に出てきます。
それを個人の能力と捉えてしまたのでは、成長がないので、違った観点で考えないといけない。つまり反対側から見てみます。
1、集中した時も、ミスが出ないチームは日頃からどういう練習をしているか?
2、そして、ミスがミスと捉えられない時はどういう時か?
ということです。
ミスをしないチームは間違いなく、日頃から試合と同じような態度で練習に望んでいるのだと思います。日頃から切磋琢磨。日頃の練習にこそ真剣に集中して練習しているチームが、大会期間中も普段の練習通りのプレーができるのではないでしょうか?
ディフェンスであれば、スローオフをきっちり入れる、スローオフダッシュをする、ハードマーキング。オフェンスであれば、大きなサイドチェンジ、ロングシュート、ディフェンスを背負っている人へのパスなど。
大会期間中であれば当たり前のことを練習でも行なっているのかを検証する必要があります。おそらく9割のチームは普段の練習と大会期間中で大きく違っているはずです。
簡単に言ってしまえば、緊張感に慣れてないのです。
大会期間中のような緊張感が普段の練習にあれば、その緊張感に慣れているはず。緊張がミスを引き起こすことは周知のことです。
次にミスがミスと捉えられない時とはミスが失点に繋がらなかった時です。つまりミスを挽回しているのです。ディフェンスしてオフェンスを取り戻して得点に繋げているのです。だからこそミスがミスとして捉えられていない。
大会期間中でも普段の練習通りにするためには、普段から大会期間中のような練習をすべきです。
そんなことを改めて感じた週末でした。