東京をウロウロしてます。クルマに乗ったり、電車に乗ったり、歩いたり、小走りしたり。どちらにせよナビは必須。どこを動いているのかはわかりません。
学生時代、チャリで通学してたので寮から学校までの道のりと近辺はなんとなくわかってましたが、あれから30年近く経ってしまうとビルが立ち並び、当時の面影はありません。
もともと方向オンチなので、ナビに頼ってばかりなのですが、今回の滞在で随分とわかってくると嬉しくなりますね。自分の土地みたいに馴染んできます。
クルマに乗っているときは気づかなかったのですが、東京は歩く街ですね。歩いて移動するべき街です。その路地の香りやネオン、人の往来、話し声など、生活の躍動を感じることができます。
歩きながら音楽聴いても移動していましたが、それもやめました。東京の音を感じるためです。人の息づかいと行き交いの音が風景とマッチする瞬間が心地よく、音楽を聴くのがもったいなくなりました。
東京という街が今まで好きになれなかった理由がわかりました。風景と音が自分の中でマッチしていなかったのです。東京は間違いなく、人が行き交う街です。生活の音がある街です。東京の音を感じることができたなが今回の収穫。