甲子園に応援に行ってきました。高校生の全国大会が甲子園で開催されて、あれだけの観客がいる中で野球ができるってすごいことだなあと。やっぱり野球ってすごいなあと。
野球というものの本質がわかっていないのですが、点を取り合う競技で、最後のアウトが取られるまでは攻め続けていいというルールだと思っているのですが、間違ってませんかね?
だからヒットやフォアボールを出したぐらいでは、どきどきはしないのですが、ホームランバッターが打席に立った時や2塁にランナーがいるときはどきどきします。
となりの方がその辺り、大変詳しいというか、ご自分の心境をつぶさに声に出していたので、こちらの心境が変わってしまいそうなほどでした。久しぶりに心が波立ちました。
応援は力になる。あまり好きではない言葉でした。応援で勝てるなら苦労しない、そう思っていたからです。しかし、今回の甲子園でその考えが変わりました。応援は力になります。
ヒットを打ってほしい。ホームランをかっ飛ばしてほしい。見事に0点に抑えてほしい。そういう願いを選手に込めるわけですが、失敗したときのヤジや点を取られそうになる時の不安は、前向きの応援を減速させます。
応援は力になる。それはプラスに応援している人とマイナスに応援している人の総和なのだと。その総和が力になるのではなかろうか。全員がプラスの応援をしている前提で考えていた自分の無知を知りました。
人が多いことはもちろんすごいです。フライングディスクではまだまだ考えられないことです。でも、応援の仕方は参考になりました。また夏に訪れてみたいです。