昨日、お米の種を水につける”浸種”をしました。水につけるのは芽を出すためです。お湯に入れると早く芽が出ますが、うちは水にゆっくり長く浸けて芽を出す方法をとっています。
急激な芽出しはおいしさを奪う気がしているからです。実際どうだかはわかりませんが、自然に近い方法のほうがおいしいと思うのです。
水は2日に1回取り替えます。本当は流水に浸けたいのですが、良い流れがなく、仕方なくこうしています。酸素をできるだけ多く供給してあげたいのです。
だから時間がかかります。その時間がおいしさを育ていると考えています。
手間もかかります。その手間がおいしさを引き出すと考えているからです。
今年もゆっくりと育てていきます。