· 

東北リーグ米沢大会優勝

9月14−15日に山形県米沢市で開催された2019アルティメット東北リーグやまがた米沢大会で優勝しました。

昨年10月の仙台大会以来だから約1年ぶり。

ここのところ、決勝で負けたりしていたから、非常に嬉しい。

素直に嬉しい。

そして嬉しいことに、8月の秋田大会、今回の米沢大会、10月の仙台大会と連続で参加してくれる仲間たちもできました。

彼らは中部からわざわざ来てくれています。

時間とお金を使って。

本当にありがたい。

もともとディスクヴィレッジというチームは、寄せ集めで、しかも育成をメインに考えていたチームでした。

しかし最近、勝つことに集中してしまい、ずっと悩んでいました。

もちろん勝つことは悪くないのです。

勝つようにしようとすることが良くないのです。

アルティメットに限らず、団体スポーツは、チームメイトがいて、成り立ちます。

そのチームメイトは、勝利に貢献する場合もあるし、そうでない場合もある。

勝利に貢献しないチームメイトは、チームが勝利に向かった時、必要か否か。

大抵の場合、必要ない場合が多いです。

蚊帳の外。

でも、それじゃあ、チームスポーツじゃない。

もし、チームメイトがミスったとしたら、そのミスを挽回してやろうってのが、チームのはず。

そのためには何が必要なのか?

それは、信頼です。

その信頼を、寄せ集めチームでどう作っていくのか?

それが、ディスクヴィレッジで取り組んでいる課題です。

その課題をクリアする方法が、パスを出すことです。

走ってきたら、パスを出す。

フリーならパスを出す。

もし出せないなら、理由を言って、謝る。

つまり誠実であることです。

ディスクを持っている人は往々にして、投げられる人の場合が多く、自分の好みのスローを投げたがる傾向になります。

これは否定しない。

これがないと自分らしさがない。

でも、それを試合で出さないことが、さらなる成長に繋がるのです。

自分の好みにないということは、そこを投げれられないということ。

そこを投げることができれば、レベルは上がっていきます。

そして、もう一つ。

今回、スローオフダッシュをずっとしていました。

あ、決勝戦以外ね。

ディフェンスで出ないときは、コートの外で走ってました。

これが意外といい影響を与えたのかもしれないです。

ここのところは聞いてみないとわかりませんが、聞くのもは恥ずかしいので、聞きません。

でも、自分がもしコートにいて、コートの外で走っていたら、自分もきっと走ると思うんです。

負けられないって。

この感覚が大事かなと。

 

決勝戦の最後の1点を決めたときは、感激でした。

もちろん僕はコートの外にいて、7人を全力で応援していました。

とったもんの1点。

ブレイクを2回してからの1点。

最後まで諦めない7人とチームメイト。

試合が終わった後、コートに座り込んだ選手が忘れられません。

あの感覚。

出し切ったあの感覚。

誰かのために走りきったあの感覚。

あれがしたいんです。

あれがしたいから、走っているんです。

コートの中でも、コートの外でも、どっちでも、いい。

誰かのために、走り切りたいんです。