明けましておめでとうございます。昨年中も大変お世話になりました。おかげさまでコロナ禍にも関わらず売上が昨年を超えました。皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
お米の年間契約「ずっとうまいくらぶ」のご契約も増え、たくさんの方々に私たちが育てたお米を食べていただいております。
昨年の目標であった「美味しいお米とりんごを育てる」ことも自分たちなりにはできました。これはイベントや大会がなく毎日平穏に過ごし田んぼやりんごの木と向き合ったからだと振り返っております。これは予期せぬ成果でした。
２０２０年は私たちにとっても大きな転換点だったと、のちに振り返ることができるような気がしています。当たり前だった日常が１８０度変わったおかげで新しい生活が待っていて、そこにはそこなりの日々があったからです。今では２０２０年以前の生活には戻れない気さえしています。
自分たちにとって一番大切なものは何か？を考えた方々も多かったのではないでしょうか？私たちもそうでした。そしてその答えは、家族を守るでした。農家に生まれて、これまで守られてきた土地を次の世代に繋いでいく。それこそが私たちにとって一番大切なことだとコロナ禍ゆえ知ることができました。
３.１１から１０年になろうとしていますが、あの時の絶望感は今でも覚えています。ここに留まっていいのか？農業を続けていいのか？と自問自答した日々を昨日のように思い出すことができます。
あれから１０年。まだまだ復興どころか復旧さえも終わっていない現状がありますが、コロナのおかげで自分たちの大切なことを声を出して言える様になりました。コロナありがとうとは言えませんがワクチンも今年中には行き渡るようです。健康第一でお過ごしください（とか）