晴れると気持ちが上を向く。太陽の光は心の栄養源。歩くと心も体も充電できる。若者たちの躍動からは勇気をもらえる。そう感じた週末でした。
正月以来ずっと雪と低温との闘いでした。生まれ育ったとはいえ、正直しんどい。日光浴も散歩もできない苦しい日々が続いています。苦しいということはずっと続くわけではなく、ふとした瞬間にそう感じるようです。そんなとき、自分を取り戻せる場所があることは大変ありがたいことです。
僕の人生はフライングディスクで大きく変わりました。最初嫌で仕方がなかった”とか”というニックネーム(当時はあだ名と感じていた)も今では自分から名乗るようになりました。ディスクを投げてさえいれば幸せと今でも感じています。
アルティメットの魅力は何と言ってもチームということに尽きます。チームだからこそアルティメットは楽しい。できることが違っているからこそ楽しいのです。その条件を最大限発揮できるように考え、実行する。その繰り返し。今できることを最大限。自分たちだけじゃなくて、相手あってのアルティメット。チーム競技の魅力はそこにもあります。100人いようがコートに出れる人数は7人。その7人さえ押さえることができれば1点を取ることができる。その繰り返し。
相手を把握することは非常に大きな要素だけれども、そこを重視していないのが現状だと感じました。人と勝負していない。勝負するには走るか投げるか、向かって行かないといけない。でも投げない。雑多な考えですけど、部活動の弊害かなあと。失敗しないようにしている。失敗したときの理由を考えている。そんな気がするのです。だからこそ、コーチが必要。先輩ではいけない。先輩は過去の権化ですから。
チャレンジすることを認めている風土がディスクゴルフかもしれません。できると思って投げる。でもうまくいくとは限らない。でも投げないと始まらない。誰かが代わりに投げることがないので自分でディスクを選んで目標決めて投げないといけない。失敗を受け入れる競技ゆえに人にやさしい。成功に共感する。いい文化だと思います。
一粒の米粒が前に進む力になる。そう感じた週末でもありました。りんごのひとかじりが明日への勇気になることも知りました。農業に携わっている身としては笑顔になれる瞬間でもありますが、背骨がしゃんとする瞬間でもあります。誠心誠意作物と向き合っていこうとこれまで通り丁寧にやっていきます。
人生は自分では変えられないと思っています。でも自分をしっかりもって、誠心誠意過ごしていれば、かならず良い方向にくることも知っています。人生はご縁です。ご縁あっての人生です。小さなことが大きなうねりとなるかもしれない。そんな小さなことをしていきたいと思いました。
今日の最後は大好きなMr.Childrenの曲で。