· 

1/25 日記

いよいよ本日、地元田島高校で学年対抗アルティメット大会を開催できます。6年越しのイベント。昨年も企画しましたがコロナで断念。4人制の大会で、3年生が4チーム、2年生が4チーム、合計8チーム、予選4チームリーグの後、順位決定トーナメントを実施する予定です。最後に各学年の選抜チームのデモ試合ができればいいかなあと。

 

とにもかくにも生徒の皆さんが楽しそうに走り回っていくれていることが何よりで、そうでなかったら開催出来なかったことでしょう。楽しんでいる姿が先生方の心を動かしたのだと思っています。ありがたし。

 

ほぼ毎月、新教研という業者テストを実施していますが、進学希望高校の欄に工業高校の機械科を書いていた女子生徒がいました。女子で機械科ってのは珍しいので理由を尋ねると同時に、彼女の両親が農機具メーカーで働いていることが浮かび、尋ね直すと、うんと頷いたのです。彼女のお母さんと同じ道を選んでいたのです。うれしくて泣きそうになりました。

 

もちろん選択肢の幅がないからと言ったら間違いないでしょう。でも、お母さんのことが嫌いであれば絶対に書かないでしょうし、好きで頼りにしているからこそ、書いたに違いありません。中2の女子生徒が母親のことを慕っている。最高です。考えただけで、幸せになります。日々の生活の充実を感じているからこそ、書いたのだと。

 

親の心子知らずとはよく言ったもので、まさにそうだと思います。でも同じ方向を向いていることを感じる瞬間は少なくありません。同じ方向を向かすことではなく、あっちには楽しいことがあるよーという子育てをしたいとずっと心がけてきました。幸いにもうちも3人ともフライングディスクをしてくれています。ありがたいことです。

 

他人を変えることはできない。これも言い古された言葉です。でも実際はそうではない。学校でも家庭でも職場でも。すべきことが記され、そうでない場合は注意され、叱られ、できないレッテルを張られます。どこか違っていると感じているけど、言われたことをただ繰り返すだけ。国土交通省のデータ改ざんも同じようなことなのかもしれません。

 

まずは自分を変える。いや自分しか変えることはできないのです。昨日と違う自分になる。それがよりよく生きるということでしょう。大好きな本「仕事は楽しいかね?」にはそうあります。昨日より今日、今日より明日。よりよく。

 

今朝は快晴。心が弾みます。