11日は不思議な日だ。9.11や3.11、そして6.11、遠ちゃんがなくなった日だ。遠ちゃんってすごいね。
この季節は入試の季節でもある。Twitterでも書いたけど日本の入試の大半は一発入試。3年間の努力がその日で決まってしまうすごい制度。だって3年間で約1000日もあってずっと頑張ってきたのにその日の出来で決まってしまうって危くない?だってそうでしょう。もちろん努力ってのは積み上げです。毎日毎日コツコツ。
そして驚いていることに、通知表は公的なものではないということ。これは教師である友人からの情報だけど、だとしたら一発入試の制度も頷ける。要は学校の評価が信用されてないってことになる。というかテストだって意味ないことにもなりかねない。
じゃ、なんでやってんだろうね。不思議。
世の中には不思議なことであふれている。だからこそ素晴らしいし、生きていく実感がある。でも一方羽生選手のように不思議な氷溝だってある。不思議だ。
努力は報われない。基本的に。報われたら全員金メダルってテレビでも言ってたし、本当にそう思う。だからこそ結果ではなく、日々自分自身と向き合って生きていくことが大切なのだろう。金メダルを取ったからと言って偉そうにしていたら元も子もない。金メダルは結果である。って俺が言うことではないけど。
教育は演技である。これは教師を目指した人なら知っている言葉だと思う。演技です。はい。演技というと語弊があるけど、自分自身ではないってことです。教師という人格を演じているにすぎないってことです。生徒の疑問に応える職業。
大好きな母と娘のやり取りがあって、
娘「会社の上司がさぁ、なんか気に食わないんだよねー。」
母「あんた、えらいねー。家に帰ってまで会社のこと考えてんの。」
まさしくこれである。どうしても聖人君主であれと周りも自分自身もとらわれますけど、そんな必要は全くなくて、むしろ自分をもっと楽しむべきだと思っています。でも仕事はきちんとする。与えられた場所でちゃんと咲くのです。で、終わったらそれはそっちに置いてくる。
で、いつの間にか、なるべき人になっている。そんなもんだと思うんですね。
ただ毎日を過ごすんじゃなくて、楽しいことをとことん!ってな毎日を。