・平成24年9月8日
・岩手大学RASIS
・岩手県北上市 北上市総合運動公園
・曇り
岩手大学RASISの皆様にプライベートクリニックをご利用いただきました、ありがとうございます。 先々週に八幡平で強化合宿を行った
ばかりで残りのシーズンに掛ける情熱がビシビシと感じられました。 部員自体は30名超と大所帯なのですが今回は男子7名と女子4
名の参加でした。 そこにかつて社会人チーム「ソーサーズ」でチームメイトだった日大OBの畠山氏、大槻氏の2名がサポーターに加わっ
てのクリニックとなりました。
先の合宿でも持ち上がった課題はエンド前で攻めきれないこととターンオーバーの多さとのことでしたので、まずは確認のために紅白戦を
見せてもらいました。 エンド前でディスクが止まった時に膠着してしまう場面が見られましたが、マーカーブレークを積極的に行うことと
レシーバーのパスの受け方を意識していくことで概ね解決出来たと思います。 注意が必要なのはきれいな形にこだわり過ぎて一番大
切な「点を取る」ということへの積極さが薄れてしまうことです。 体系的な競技力は、個人ベースでの「点を取る」というギラギラした気持
ちとそのための工夫が集結することで前進していくものだと思いますので強く意識して欲しいと思います。 全体的に多いと感じたターン
オーバーについては”距離”の見直しをすることで多くのミスは防げると感じました。 プレーヤー毎にその距離は異なり、スロー力とキャッ
チ力(走力含む)に加えマッチアップするDFによって概ね決まるものです。 ここを反故して全員が一様な立ち位置やカット、スローをして
しまうことで起きてしまうターンオーバーは多いと思います。 紅白戦後はマーカーをつけてのスロー練→動きを入れてのスロー練(スル
ーザマーカー)→自分らしい連携(ラダーセット練)と続けて、今の自分らしさを大事にすることが得点への近道だと感じてもらえたかと思い
ます。 その中で「得点するには」という個々の工夫と努力を付加していくのみだと考えます。 課題以外で気になったのはオフェンスの
流れの中でのウィメンのレシーブ率です。 スペースへ走り込む頻度は男子のそれと差は無いのですがその実効率差は明らかでした。
直接的な主因は後発した男子のプレーが先行したウィメンのカットを飲み込んでしまうことだと見受けられましたが、更にその要因を見てい
くと、各々が自分にマッチアップしているDFや周囲の状況を十分に把握・考慮し切らずに難しいプレーを選択してしまうことが発端だと見て
とれました。 解決策はとにかく「見て」、「考えて」、「判断する」しかありません。 その繰り返しで必要な情報を「感じ取れる」ように発
展していくと思います。 周囲の状況をも判断した上で選択したプレーはとても現実的でスローワーの不安を解消してくれるものですし、
そのプレーはしっかりと記憶に残りその後の練習や試合に有効にはたらくものですので常に意識して欲しいところです。
岩手大学RASIS様も代替わりを経て来年には初の4年生を抱えるチームとなり、学生選手権にも参加する予定とのことでとても楽しみに
しています。 東北のチームはオフシーズンの取り組みが大きくチームを左右すると思いますので、残りのシーズンで熱量を高めてオフ期間
もディスクに触れる毎日を送って欲しいと思います。 まずは今週末の東北リーグ最終戦となる山形米沢大会で合宿とその後の成果を発揮
して欲しいと思います。
平成24年9月16日に大川ふるさと公園にて東山小学校の慶山子供会秋季レクリエーションとしてドッヂビープライベートクリニックを実施させていただきました。題して『日本代表が教えるフライングディスク体験と芝生広場での遊び』。幼児9名、小学生21名の合計30名の参加となりました。
皆さんにドッヂビーを知っているかと尋ねたところ、ほとんどの小学生が知っていました。すばらしい普及率です。
ウォーミングアップに、ドッヂビーボンバーをしました。僕にドッヂビーを投げて走り、僕が投げたドッヂビーを走りながらキャッチする練習方法です。最初は恐る恐るでしたが、2周目になってくるとハッスルハッスル!時間があまりなかったので3周で止めました。ストレッチの後、スローとキャッチの説明をしてから2人組でスロー練習をしました。スロー練習でも数名の幼児さんはドッヂビーボンバーを要望していました。
ディスクドッヂの試合をするため、チーム分けをしました。子供VS大人とも考えましたが、大人が遠慮しそうだったのとハッスルしすぎてケガが心配だったので、まんべんなくABCの3チームに分けて試合をしました。はじめの試合はA-B。20-9の大差でAの勝ち。B-Cは18-9でBの勝ち。最終試合のC-Aは予想を反して16-15でCの勝ちと三つどもえという最高の終わり方でした。
最後にストレッチをして終了。
玉のような汗と満面の笑み、そして保護者の方々のあったかい見守りが印象的でした。
今回のクリニックでドッヂビー認知率は非常に高まっていることを再認識し、今後の活動の励みになりました。
慶山子供会の皆様、ありがとうございました!
・平成24年8月18日
・宇都宮大学Chaoz / 東北連合ウィメンbrighton
・栃木県 宇都宮大学構内サブグランウド
・曇り →記録的雷雨
【づまレポ】
全日本学生選手権大会の東日本予選を3日後に控え、雷都・宇都宮にてプライベートクリニックを開催致しました。 今回
は宇都宮大学Chaozの皆さんと会津大学と山形大学の東北連合ウィメンチームbrightonの皆さんが参加してくださいま
した。 全国的に天候が荒れた中、雷雨の多い宇都宮にしては奇跡的に日暮れ近くまで天候がもったことで有効に一日を
使うことが出来ました。 みなさんの日頃の行いが表れた良い一日だったと思います。
それぞれのチームが異なるテーマを挙げられたため、ゲーム形式での実践と修正・改善のセット練とを繰り返し行いました。
Chaozのプレースタイルはバーティカルらしい突破と運動量で重圧をかけた守備、対してbrightonは短くも堅実な展開
とゾーンディフェンスと対照的な戦術を採用しており、ゲームの展開は相手が得意とするオフェンスを自前のディフェンス
がどれだけ追い詰められるかというものになりました。 一進一退の非常に見応え手応えのある練習試合にチーム内での
調整のための会話もより詳細で明確になり、一年生も含めて徐々に「べき事」が集約・共有され動きや声に反映されていま
した。 具体的に役割や達成項目を設定することで一人一人がプレーに集中でき、互いの声はその役割を促すスイッチで
あると言えます。 両チームともプレイヤー間の連動がより潤滑になっていくためにはこのスイッチが押す側と押される
側とでその感度を高めていくことが重要であり、ここに今後の成長のカギがあると感じました。
Chaozの皆さんには個々の運動量が足し算ではなく掛け算にしていけるようにディスクを動かし続けることと得点を常
に狙うことを意識していただきたいと思います。 brightonの皆さんはエースラインとなるプレーヤーが率先してディス
クに絡んでいき活路を見出していくことで強みが発揮されると思います。 両チームともカギとなるのは「自分達のパス
レンジの範囲で」出したい時に出したい場所にスローを出してキャッチさせるという基本スキルの底上げです。 その力
が観察と判断といった駆け引きを面白くしていきます。 これからの競技人生のために是非今の時期に身に付けて欲しい
と思います。 また、その基本スキルのベースアップのためにオリジナル筋トレを紹介しましたが男女限らず好評をいた
だきました。 是非、オフシーズンも含めて続けていきましょう! 出来るスローが必ず増えます!!
・平成24年8月7日~10日
・筑波大学INVERHOUSEオープン・ウィメン 37名
・福島県下郷町ふるさと公園
・快晴
【とかレポ:オープン】
8月7-10日の日程で福島県南会津郡下郷町大川ふるさと公園にて、今年で2回目となる筑波大学INVERHOUSE様合宿に
おいて、プライベートクリニックを2日間実施していただきました。昨年の学生選手権本戦出場を再現しようと望んでの
合宿で、キャプテンの要望は走り切ることでした。前もってビジョンシートを筑波大学へ送り、部員それぞれのビジョン
を記入していただきましたのである程度部員それぞれが抱えている課題や目標などが明確に把握できました。書いてもら
ったビジョンシートに疑問点があれば次の日に修正しました。7日の午後はオフェンスチームとディフェンスチームに分
かれてセット練習を中心に実施し、限られた時間の中で如何に修正するかを確認しました。1時間のスロー練習の後、最
後は10分間のインターバルトレーニングをしました。最後の最後まで力を抜かない姿は感動すら覚えました。8日は会
津大学Dualbootとの練習試合を組みました。1年生の実力が上がるとチームの実力も上がり、学生選手権当日はもちろん
今後の取り組みもスムーズになるので1年生通しの試合も組みました。1年生通しの試合はそれぞれにはっぱをかけ、持
ち味を十分に出してくれていましたので見ていて清々しかったです。上級生通しの試合では学生選手権前ということもあ
り、切り札を出さない展開でしたが昨年よりもどちらのチームも力が上がってきており、白熱した闘いを見せていました。
1年生にも刺激になっていたようです。8日の最後も10分間のインターバルトレーニングを2本実施しました。2本走
り切った笑顔は最高でした。9日、10日には上級生やOBが集まり、練習相手になってくれてました。こういったつながり
が伝統と呼ぶのでしょうか。筑波大学にはすばらしい伝統がありますね。10日にはオフェンスセットのディフェンスを
確認しました。最後も10分間のインターバルトレーニングを2本実施し、4日間の走り切る合宿は終了しました。今年は
学生選手権の組み合わせも良く、期待出来ると思っていますが、3日で化けると言われている若者の闘いは終わってみない
とわかりませんので最後まで気を抜かず、走り切って欲しいです。最後に怪我なく、大会本番を迎えますよう陰ながら応援
しています。がんばってください。
【づまレポ:ウィメン】
今年も筑波大学INVERHOUSE様の夏合宿でディスクヴィレッジのプライベートクリニックをご利用いただきました。 あり
がとうございます。 オープン、ウィメンとも昨年にはアベックで本戦進出を果たした程のチームの方々にこうしてアル
ティメットについて対話をする機会をいただけること、とても光栄に感じております。 ウィメンは昨年も中核として戦
い抜いた現4年生が5人、場数を踏んで鍛えられた2、3年生、そして運動量と器用さが魅力の新入生が加わり、チーム力
に厚みを感じました。 体力的には厳しい場面があるのかも分かりませんが実戦経験を経て精鋭を鍛え上げるには丁度良
いチームのサイズなのでは無いかと思います。
合宿ではオフェンス、ディフェンスとも伝家の宝刀とも言える武器の鍛え上げに注力しました。 諦められない場面でそ
のチームが凄味を表現出来るかどうかはチームメイト全員が「これをやり切るんだ」と集中出来るそれぞれの具体的な役割
を確立させておくことが重要です。 その意味では本合宿中に細かい点まで修正を重ねていたことはきっと大会中の場面
場面で彼女達が底力を出し切ることに大いに役立つはずだと思います。 やるべきことが明確になっていると不要な疲労
も無くなります。 それらの成果が合宿二日目に行った会津&山形大学の連合チームとの練習試合で発揮され、攻守とも
ポイントをしっかり絞って試合を進めていました。 順応性、修正力にとても優れたチームだと思います。 エースと
なるラインが確立されていることで他のメンバーも勝ちパターンの共有がし易いようでした。
新入生についてもそれぞれの得意分野を発揮させるシチュエーションをセット練などで認識してもらった結果、ゲームへの
参加・貢献度が大きく前進し、本人達の表情にもそれを見て取れたことが大きい収穫だったと感じております。 「選択
と集中」がうまく作用していました。
技術的にかなり高い水準のチームであることは間違い無く、それらを「掛け算」として発揮するか「足し算」に留まってし
まうかはチームの結束力という数字では表しにくい能力に委ねられると思いますが、INVERHOUSEウィメンはそれを確りと持
っていると確信しています。 様々な面で昨年以上の成果が得られるよう、学生選手権での活躍を心から応援しています。
8月4日快晴の下、ディスクヴィレッジで初の試みとなる農業体験”ぷち農”を開催致しました。 ”ぷち農”とは、田畑のお世話や旬の
作物の味見を通してたくさんの「!」を発見していただけたらと考えて企画したものです。
今回のメインは、じゃがいもの収穫でした。 じゃがいもが植えられている畝を鍬で掘り起こして手探りでじゃがいもを探り出す作業でし
たが、参加されたお子様方は大きさを競い合ったり、掘ったじゃがいもをコンテナに移したり、はたまた別の楽しみに出会ってしまったりと
大賑わいでした。 今回、皆様がお子様連れでご参加下さいましたので、いつもは虫の羽音と鳥の鳴き声ぐらいの圃場も笑い声に溢れ
ていました。 約1時間で述べ150mを掘り起こした結果、200kgの収量でした。 ひとしきり汗を流したところで小休憩をとり、収穫した
じゃがいもを茹でて全員でのお味見、ほくほくしてとてもおいしいとご好評でした。
休憩後は登熟のピークを迎え始めたとうもろこしを、お土産用とおやつ用に収穫していただきました。 最高糖度が19度にもなるこの品種
はフルーツというよりもクリームのような甘さという表現が近いようです。 今回は採りたてならではの”生食”で味わってもらいました。
茹で上げる以上に甘味を堪能出来る生食のとうもろこしに、お子様方のおしゃべりがピタリと止まりあっという間にとうもろこしは骨だけに。
普段は食が細いとお話されていた保護者の方も驚きの食べっぷりだったようです。 今回の何よりの収穫です、ありがとうございました。
次回のぷち農はりんごの季節に企画しております。 今回のような笑顔をたくさんこぼしていただけるよう、スタッフ一同で準備に励みな
がら皆様のご参加をお待ちしております。
・平成24年7月21日(土)
・会津大学DualBoot 男子14名
東北連合ウィメンbrighton 15名
・会津大学内競技場
・快晴、強風
【とかレポ】
7月21日に3回目となる会津大学プライベートクリニックを実施しました。
オープンは、ミート練習から入りました。相手の取りやすいところを探りながら投げてみようとアドバイスしたところ、マーカーをつけたミート練習でも集中力が
切れることなくパスをつなげていました。その後、オフェンスチーム、ディフェンスチームに分かれて、スローオフ&1TOあり、1TOごと5点、ディフェンスチームが
点を取ると5点という試合をしました。これは学生選手権に向けてTOに対して意識を高くもってもらうためです。学生選手権ではTO=1点と考えて良く、当たり前
ですができるだけTOを起こさないことが勝つためには必要なことです。当日は時折強風が吹くコンディションでしたので1年生を中心としたディフェンスチームを
強化をすることで、オフェンスチームの力をより高めることとしました。出だしこそディフェンスチームはオフェンスチームを苦しめましたが、徐々にオフェンスチームが
コートを広く使いながら得点をしていました。これも2回のクリニックが活きていて、それぞれ課題が見つかると話し合いながら修正していた結果ですね。
学生選手権に向けては、慣れないディフェンスを素早く攻略することが勝利への一歩です。
TO後の攻守の切り替えも素早くできていました。学生選手権ではTOになった時に後悔せず素早くディフェンスすることが勝利への近道となります。今回までの
クリニックを活かして学生選手権では会津大学旋風を巻き起こして欲しいです。
【づまレポ】
会津大学と山形大学の連合ウィメンチーム"brighton"様に合同練習と兼ねてプライベートクリニックをご利用いただきました、ありがとうございます!
コート内外のメンバーが充実した非常に期待が持てるチームです。
連合チームということもあって前半は思考の統一・共有と場の空気に馴染むことを優先にセット練を繰り返しました。緊張からか動きや表情に堅さが残る場面も
見られましたが、オープン以上の練習量を前に緊張にかける体力も惜しくなってきたことと自分の役割が段階的に明確になってきたことで、昼食前にはプレーに
集中した良い表情を見せてくれていました。 今回特に意識を向けてもらったのは「今の自分達の」「ウィメンらしい戦い方」です。 どの競技でも明確にあることですね。
一日を通して課題となったのは”距離感”でしょうか。 色んなチームを見てもここに落とし穴があると言えます。 それでもセット練、ゲームと繰り返しながら位置取りと
距離感、そしてチームが一つの意識・意図に集中してプレーを進めることを重ね、驚異的な吸収力で手探りのチーム像を形にしていく姿にはこちらがワクワクさせて
もらいました。 新入生の活躍・発展も目覚ましく、「自分もこうやって参加していっていいんだ」という気持ちを与えてくれるチームカラーにはチームというものの原点を
思い出させてももらいました。 今回のキーワードは「声」、「3歩」、「6vs7」、「斜め」でしょうか、参加してくださったメンバーが聞けばピンと来ていつもの練習に活かして
くれると思います。 みんなで目指せ、目標超え!!
・平成24年7月14日(土)
・宇都宮大学HOT SCREAM15名、CHAOZ9名
東北連合ウィメンbrighton 10名
・栃木県宇都宮市鬼怒川河川敷
・晴→曇天
昨年に続いて宇都宮大学HOT SCREAM様、CHAOZ☆様からプライベートクリニックのご依頼をいただきました。
また、会津大学・山形大学の連合ウィメンチームBrighton様も遠征を兼ねて本クリニックへ参加してくださいました。
ありがとうございます。 折しも大阪・堺ではWUGCの決勝が行われウィメン代表が金メダルに輝いていた瞬間、20
年前に同世界大会が開催されたここ宇都宮の鬼怒川河川敷でも熱意のこもったアルティメットを繰り広げていました。
当日はまず全ての基本となるスローについて個々が抱える小さな疑問を解決することから始めました。 スロー練は、試合の各場面を意識してシャドウを置
いて練習出来ているかがそのプレイヤーの成長曲線に大きく関わりますのでマンネリにならないよう取り組みたい点です。 また投げたい時に投げたい所へ
スローを出すためにはこのスロー練でたくさんのパスラインを投げ手と受け手が共に見出す必要があります。 棒立ちのスローなど試合では有り得ないので
マーカーを置いたり制約をかけたりと普段のスロー練をより充実させてキープ力や打開力の養成につなげていくことが大切です。 加えてハンドラー陣に体験
してもらった”まずは”のパスラインも必要に応じて取り入れてもらえればと思います。
オープンはマンツーマンをメインにセット練を続け、修正と共有を繰り返しました。 1、2年生のディフェンスは初めこそ上級生に圧倒される場面もありましたが、
ある意識がけと個々の狙いを絞り込んだことで終盤にはブレイクを続発させるまでになり、その伸びしろを強く感じさせてくれました。 チーム内で拮抗する部分が
ある状況は非常に望ましく、どちらのどこが先行していくのか非常に楽しみです。 ゾーン練では1年生カップにスイッチが入り、オフェンスに楽をさせない粘りを
見せていました。 やはりそれぞれの役割の明確化と視線をどこに向けるかの意識改革の効果が強く感じられました。 上級生のテクニック、新人の運動量と
ガッツ、この強みを学生選手権で大いに発揮してもらえたら目標により近づくと信じています。
両ウィメンチームは苦手なシチュエーションからの打開をテーマにセット練と交流戦を重ねました。驚くべきはその運動量。 男子に換算したらどれほどのものだ
ろうと考えてしまうほど走って走って走っていました! 走る意欲というものは言ったから体現出来るものでは無く、そのチームで脈々と紡いできたカラーあって
こそのものです。 個人的には「最後まで走り続けられたか」が大概の結果に反映することだと考えていますので、学生選手権で苦しい場面が訪れた時にもそ
の底力が何とかしてくれると信じています。 提案させていただいた「止められないエリア」へのラインは非常にDFを困らせるものですので是非導入を検討して
いただければと思います。 学生選手権東日本予選まであと1ヶ月、試験を終えて思いっきりアルティメットに打ち込んでください!!
NA-ZU Discgolfシリーズ 第12弾 夏CUP南会津大川ふるさと公園編を7月1日(日)に、10名という最小人数で開催しました。参加してくださった方々ありがとうございました。1Rのみの参加でしたが小学2年生の渡部玄太郎君、よくがんばりました。サイドアームスローは右手で、バックハンドスローは左手で、という変則スタイルで、3番ホールはゴール付近の急斜面に手こずり10打をたたくなど困難もありましたが、時折見せる切れの良いスローには同伴者からも歓声が上がっていました。毎週投げているからですね。将来が楽しみです。
午前中は、昨日行われた那須編で車でのコース間移動をお手伝い下さった黒田さんが53で抜け出し(彼は午後からの仕事のため、そのまま午前中で抜け出してしまいましたが。。。)続く56で沼田さん、57で大島さん、渡部が続きました。皆さん昨晩の疲れが残っていた様子でした。
午後は8名になってしまったので8名いっぺんにラウンドしました。18ホールで2時間半ほど掛かりましたが、プレッシャーあり、刺激あり、勉強になり、笑いありのラウンドでした。特に勉強になったのは、白井芳一さんのサイドアームスローのローラーです。グリップも独特ですし、ささっと投げてしまうスタイルに関心が集まりました。あのスローを習得できたらさらに世界が広がりますね。他の方々の狙い目や投げ方を間近で観ることが出来、勉強になりました。野中さんのサイドアームスローも魅力的です。増えてきていますね、サイドアームスロー。主流になるかもしれませんね。
結果は、別表の通りですが、私個人的に8番ロングで2打目をウルトラスターで投げバーディをとり、優勝させていただき、少し存在を示せたかなと思っております。
商品は、高畠ワイン、ウルトラスター、穫れたてズッキーニなど様々でしたが、ウルトラスターをゲットした鈴木サロンパさんは早速練習をしてくれていました。ウルトラスターゴルファーが増える日が来るかもしれませんね。アルティメット人口が増えてきているので、いい兆しかも知れません。
撤収までお手伝いいただき、ありがとうございました。解散後すぐに雨が降ってきたので大変助かりました。
次回は、10月の予定です。
今度こそたくさんの笑顔とお目にかかれるようにします。それまで皆さんお元気でお過ごし下さい。
それでは、ありがとうございました。
とか
参加賞;記念バッジ、たまねぎ2袋
賞品;
HDX235(株式会社ヒーロー様より)
高畠赤ワイン、ウルトラスター、滑り止めシート、穫れたてズッキーニ、たまねぎ、卓球セット(株式会社ディスクヴィレッジ)
・平成24年6月16日(土)
・会津大学DualBoot 男子22名女子6名
・会津大学内競技場
・雨天
5月から続いて会津大学DualBoot様での2回目となるプライベートクリニックを
開きました。この1ヶ月間にはアルティメット東北学生大会、アルティメット東北
リーグ2012福島会津大会と部員全員が実戦経験を積む機会があり、練習と試合
、そしてクリニックの内容を有機的に捉え易い良いタイミングだったと思います。
東北リーグにおいては2~4年生と1年生とでチームを二分してのエントリーでし
たが1年生チームも初勝利を収めるなど成果とモチベーションが相乗効果を出して
いるようでした。
当日は別地域のアルティメット大会が中止になるほどの全国的な雨模様でしたが、東北リーグ福島会津大会でより過酷な環境を経験
していたことで参加者が苦にしている様子は無く、そんな熱意に雨も諦めて降るのを止めてくれたことでまずまずのコンディションで
一日を送ることが出来ました。 前回から格段に向上していたのは新入生の運動量です。 各大会で相手OFに振り回されることも
多かったと思いますが、それについていき続けたことが今につながっていると思います。 フィジカルと共に意識の高まりも感じられ、
基礎練等での振舞いから”考えること”の大切さも自然と感じとっているようでした。頼もしい限りです。 一方、上級生は少数精鋭と
なった各学年の持ち味を磨くことに集中特化していました。 確固たる武器を持つことは試合に臨む上で非常に大事なことです。
思考をシンプルにし、逆境を切り抜ける鍵となり、アルティメットを楽しむ素となるものです。 本番までの限られた時間の中で磨きに
磨きをかけてもらいたいと思います。 当日はほぼ終日ゲーム形式でのQ&Aを繰り返しました。 今回、最も気をしてもらったのは
「プレーを記憶に残す意識」。 意図と準備があれば集中、無ければ夢中となりプレーを記憶に残すには前者の状態であることが
必要条件だと思います。 あるプレーをチーム内で協議するにも当事者にその記憶が鮮明に無ければ課題と解決案を客観的に
見出して以降に反映していくことは難しいものです。 自分だけのアルティメットから誰かと共有するアルティメットへ、20年後も
アルティメットを楽しめるよう今後も伝え続けたいテーマです。 練習の成果としてはオープン2年生のディスクキープ力とパス
ラインの拡充がチームを押し上げる鍵だと確認出来たこと、ウィメンは前回に続き「ウィメンの戦い方」を実戦的な動きを持って
その有効性と可能性を感じてもらったことが大きい点だと思います。 そして、”モチベーション”がどれほどプレーとその結果に
影響するか改めて実感してもらえたこともよい経験だったと思います。 今後の練習と7月7、8日の東北リーグ岩手北上大会で
どのように仕上がっていくのか、今から7月20日の第三回クリニックが非常に楽しみです。 (づま)
・平成24年5月19日(土)
・会津大学DualBoot
・会津大学内競技場
・快晴
2012年最初のプライベートクリニックは会津大学DualBootのみなさんからご依頼をいただき
ました。ありがとうございます。会津大学DualBootは創部11年目に入り、ここ数年では各大会
での成績を飛躍的に伸ばしているチームです。 2011年の全日本学生選手権では東日本予選
11位と本戦出場にあと勝ち星一つ届かなかった悔しさをバネに練習に打ち込んでいました。
当日はスロー&キャッチに始まり試合の1シーンを再現したセット練習、ゲーム形式での練習の再現、そしてゾーンのセット練習
という流れで一つ一つの練習の意義をはっきりと掴んでもらえるよう進めました。 そしてそれぞれの練習で意識してもらったことは
「やり切る」ということ。 言葉で表すのは簡単ですが実はこれが結構難しいのです。 選んだプレーに迷いがあるかどうか、その迷
いは何故生まれたのか、あるプレーをやり切るにはそこを意識することがポイントだと思います。
スロー練習では1年生全員に自分のスローを安定させるためのコツを実感してもらえたことと思います。 キーワードは「ぜんまい」
「だいこん」「斜めの板」でしたね。 サイドスローに苦戦しがちなウィメンもキーワード導入前後での変化に嬉し驚きの笑顔を見せて
くれていました。 その後はいつもの基礎練にスパイスを加えて展開。オフェンスの狙いどころを細かく鋭く迷わず突いていくことと、そ
れに対するディフェンスの対応をセットポジションでの駆け引きから頭と体を使って試行錯誤してもらいました。 セット練ではスローワ
ーとの意識合わせに注力しがちですが意識すべきは相対するディフェンダーとの駆け引きであり、如何に相手の先手を取ってスロー
ワーが出しやすいスペースにディフェンスのプレッシャーが少ない状態で入り込めるかに尽きると思います。 試合の中でこの練習内
容を感じ取れるよう積み重ね続けて欲しい練習です。
ゾーンは1年生のDFと上級生のOFで1TO有りでのセット練としました。 講師もミドルミドルで参加し、カップとショートディープ、カップ
以外の4人の連携をプレーの流れの中で感じてもらいました。 指示を具体的に受け取ってもらうことで1年生の対応も格段に向上し、
TOを誘発させていました。 TO後のチャンスでは練習通りのスロー&キャッチが大切なのだと改めて感じてもらえたかと思います。
今後の基本練習への姿勢にきっと反映されると期待しています。
また、ウィメンについてはオープンの戦い方をミニチュア化するのでは無く、ウィメンだからこその戦い方を提案しました。 実際に
「ある条件化では男子とのフィジカル差も無効に出来る!」という体験を通してその可能性が机上論でも無いと感じてもらえたかと思い
ます。「投げ落とす」、「カックン」、「ゴムひも」、「いつもの半分」をキーワードに具体的な形が整っていくようサポートを続けていきたい
と思います。
今回は普段の練習以上に”走る切る”ことを実践してもらった中で、自己の可能性がまだまだあることを感じてもらえたかと思います。
連日の練習で特に1年生は負担を強く感じた時もあったかと思いますが、練習後に達成感交じりの笑顔でたくさん質問をしてもらえた
ことが何よりでした。6月・7月にもプライベートクリニックのご要望を頂いてますので、今回の内容を基軸にそれぞれの武器に磨きを
かけてもらいたいと思います。上級生が温めてきたチームの活気をそのままに夏まで突っ走りましょう! ありがとうございました。
今回の参加は33名で、大盛況でした。
会津大学から新入生2名を含む7名の参加あり、地元を盛り上げてくれたことは
有り難い限りです。
結果は後ほど載せますが、実力通り、競技者部門は実広泰史さんの優勝
一般部門は実広太陽君の優勝、初級者は田村千穂さんの優勝でした。
学生さんにも楽しかったようで、会津大学の仲村くんもfacebookに
コメントを載せてありましたね。
僕らの時代にもアルテ一辺倒の人たちがいましたが
やはりディスクはたくさんできるとかっこいいと思います。
ほかの競技の練習は必ず役に立ちますからね。
これからの広がりに期待です。
お昼には、ディスクヴィレッジの奥様、よっしーが
おにぎりをにぎってくれました。
おいしかった!
次回のディスクゴルフ大会は、8月26日の会津オープンです。
またお会いできる日を楽しみにしております。
ありがとうございました!
・平成24年4月7日(土)
・東北学院大学unchain (協力:東北大学、仙台大学、rude ore)
・東北学院大学 泉キャンパス
・曇天
今回は東北学院大学での新歓交流試合をお手伝いしてきました。新入生に試合を見学して
もらうことでディスクに興味を持ってもらいたいと仙台で活動している社会人チームrude ore
や東北大学・仙台大学の協力をあおいで企画されたイベントでした。 宿泊オリエンテーショ
ン後の小雪模様ということもあって新入生の足は帰宅に向かいがちでしたが、unchainメン
バーの頑張りが通じて試合観戦やスロー体験に来てくれていました。 これまで男性メンバ
ーのみだったunchainに女子までも観戦に来てくれたことがとても嬉しかったです。 写真左
のまゆさん、右のゆうさんとは東北リーグで会えることを楽しみにしています。 また、家族で
ディスクゴルフをしていたという写真奥のおおやま君とも出会え、とても実のある一日でした。
unchainでは、東北リーグでの優勝、学生選手権での躍進を今夏の目標にされていたので
精一杯応援したいと思います。
・平成24年4月3日(火)
・会津大学DUALBOOT
・会津大学構内
・曇天⇒嵐
競技人口の拡大を促進するため、最も新陳代謝に期待できる大学生チームの新入生勧誘活動に
参加してきました。 東北を拠点に活動している東北リーグ実行委員会でも大学生チームの勧誘
活動をサポートするよう企画されておりますので互いに連携して、まずは東北に在籍する大学生チ
ームを規模的に充実させるよう頑張ります!
会津大学DUALBOOTは、キャプテン井上君・3年生直博君・4年生清水君といった中心的存
在が音頭を取りつつ他のメンバーも精力的に活動していました。 寒風が吹く中で緊張気味の新
入生にも発色豊かなユニのメンバーがグイグイとカットインする姿に、今夏の成功を感じた一日でした。
ガッツ、ディスクゴルフにも意欲を見せてくれる彼らに期待が高まります!!
4月6日にも勧誘活動をし、目標「新入生30人の入部」を果たすとのことでした。
ウィメンも今年こそ自チームでの大会参加を目指し頑張っています!
・平成24年3月13日(火)
・東京理科大学CEU 男子13名、女子4名
・北千住河川敷
・晴れ 強風
【とかレポ】 3月13日に北千住で行われた東京理科大の練習にお邪魔してきました。 女子は4名と少なかったのですが、
男子13名のうち3年生が3名、1年生が10名と知り、1年生のあまりの上手さにびっくりしました。僕が1年生の時はバック
ハンドスローしか投げれず、しかも草刈りスローで有名でした(^^)。練習の最初は風が強いので、女子の愛理さんとれい
なさんとスロー練習をしました。風の中、女子ながら上手に投げていましたが、もっと短いポイントで(物理的にいうと撃力的
に)投げると良いと思います。体が温まり、風の具合が分かったところで、男子に合流。奥にカットを踏んで45度のミート練習。
カットのタイミングとスローの塩梅(角度、高さ)を話したところ、格段に修正。その後、オフェンスを強くしようとゾーンのセット
練を提案。1年生6人と僕でディフェンスをし、カップの役目だけを指示するとすぐに機能し、オフェンスを悩ましていました。
オフェンスが機能しなくなったところで、オフェンスにゾーンの仕組みを伝えるとすぐに機能し始め、今度はディフェンスが悩む
、いい展開になりました。その後は女子と一緒に試合をしました。創部間もないですが、ドリームカップに参加し善戦したこと、
一人ひとりの意識が高く、チームワークも良く、これからが楽しみなチームです。またお邪魔したいです。
【づまレポ】 日差しはあるものの冷たい北風が強く吹く中での練習になりました。練習に参加していたウィメンは小笠原愛理さ
ん、かなさん、れいなさん、みずほさんの4名。愛理さんとは昨年のクラブジュニア東北クリニック以来の再会で嬉しかったです。
他のウィメン3名は最近になって始めてくれたメンバーとのことでした。せっかくの悪条件だったので、当日の目標を「向かい風で
のバック&サイドスローのコツを覚える」こととしました。 それぞれの手の大きさに合わせた持ち方、手首のゼンマイを巻くこと、
ディスクの姿勢、関節の連動、体の軸と一つずつ要素を改善することで自分のスローが想定通り変わっていくことを実感しても
らえたと思います。 「近い距離」=「弱いスロー」という勘違いも正し、お昼になる頃には練習前と比べて対面パスがとても前進
していました。午後は鳥かごから始めて体が温まったところでロングスローを敢行。何と言っても「飛んでいく」ことがフライング
ディスクの大きな魅力の一つ。体を大きく使って思いっきり発散してもらいました。結果、全員が30m超のスローを達成し、更に
向かい風でのスローもディスクが姿勢を保てるように上達してくれたことは良い収穫だったかと思います。早期にウィメンCEUが
結成されて対外試合に立ち会えることを心待ちにしています。
おにぎり隊が参加してきたクラブジュニアアルティメットドリームカップでは、
ディスクヴィレッジが出張店舗を出店しています。
お車でお越しの方が多いので、この機会にとお米を買っていただくことが
多いです。 今年はみつ入りりんごジュースやペット米など新顔も陳列し
好評をいただきました。
株式会社クラブジュニア様が静岡県富士市で毎春開催している大会『アルティメットドリームカップ』で、
ディスクヴィレッジのおにぎり隊がおにぎりを協賛させていただきました!
その場でガス釜で炊き出し、アツアツのごはんに少しの塩味を足してにぎったおにぎりは
生憎の天候で冷え切ったプレーヤーのみなさんに大好評をいただいておりました。
皆さまの笑顔がとても嬉しく、改めてディスクプレーヤーのみなさんと共に発展していきたいと感じました。
ディスクヴィレッジのおにぎり隊をこれからもよろしくお願いします!
・平成24年3月6日(火)
・宇都宮大学HOT SCREAM 15名
・宇都宮大学チャオズ 5名
・宇都宮市道場宿緑地
・雨のち晴れ 微風
【とかレポ】 オープン15名を見学させていただきました。
朝、小雨がぱらついていましたが、開始時間の9時頃には上がり快晴になりました。18℃くらいはあったと思います。雨でグラウンドがぬかるんでいましたが、学生らしく元気に活動していました。準備運動後の対面パス、ヘッズ、スクエアパス、サカイ(エンドゾーンドリル)では、それぞれの場面で適切に声が出ていました。サカイでは奥のミートにディフェンスをつける実践形式だったので、より実践的にとハンドラーにもディフェンスをつけてみるようにアドバイスしました。その後のセット練習で、当日最強のオフェンスメンバーに対して、1つだけルールを決めてサイドトラップマンツーマンディフェンスをかけたところ、緊張感が生まれ、ミスを誘い、ブロックも生まれるなど良い流れができたようです。またゾーンディフェンスも掛けました。最初は連携が上手くいかず、点を取られてしまいましたがカップの基本を伝えると動きに切れが生まれ、オフェンスのハンドラー陣にプレッシャーとなりミスを誘発していました。その後、ハンドラー陣もなれてきたので2人のショートディープの連携を指示するとパパーの動きが限定され、結果展開のパスをディープがブロックする場面がみられました。これを続けていけばディフェンスセットのがんばりがオフェンスセットの力を向上させる良い流れが生まれると思います。セット練習のあとは、シャトルランを行い、体力アップを図りました。
今後の課題としては、スロー力の向上、オフェンスのルール化、ディフェンス力のアップがあげられますが、スロー力の向上はスロー練習の距離を伸ばすこと(基本目標はコート幅、できればゴールからゴール)、ディフェンス力の向上は自分のオフェンスから1m以上離れないことで変わるはずです、ディフェンス力があがればオフェンス力は上がるはずです。オフェンスのルール化は、ルールの見える化です。オフェンスの7人が流れをイメージできれば成功と考えます。
感想としては、よくまとまっているチームだと思いますが、前述の課題をクリアできればよりまとまりができ、学生大会の本戦出場も十分に可能だと思います
【づまレポ】 まず、vs男子との30分試合を見て「それぞれの仕事をよく分別している」と感じました。男子相手に試合が膠着しないようディープ陣は縦の大きい動きを後半の辛い時間帯でも仕掛け続けていたことは感動させてもらいました。 ハンドラー陣は狙い所がチーム内で共有されており、合わせる側もわかりやすい工夫がされていると感じました。意見の交換も活発にされており、とても良い雰囲気を持ったチームでした。
その中で、これらの持ち味が前述の試合で得点に結びつかなかった原因が3つ見受けられました。①男子のフィジカルに対する躊躇 ②狙い通りにいかない時のB案C案の準備 ③練習の内容を試合で挑戦しきれなかった、これらが悪循環となっていたように感じました。①に対してはフィジカルの差を逆手にとれば相手が狙ってくることは予想しやすく「その裏(逆)をつく」という発想を持つこと、②に対しては基礎練を単調にこなさず様々な「想定外」を故意に作り出し、ある地点から生み出せるプレーの幅を広げていくことが必要であり、③に対しては次に発展していくためにも「やってみる」しかないでしょう。勇気が必要ですが、そのための基礎練、そのための自主練、そのためのチームワークですのでチャオズのみなさんであれば何も問題は無いと信じています。
試合の反省点の一つに、試合の中でディスクが動いていてもゲインを奪えない場面が続いたことが挙がったため、ハンドラー陣の布陣を工夫し、ディスクインからのシュミレーションを基礎練化して取り組みました。 DFに的を絞らせないようスイング・ダンプ・ワンツー・シュートと動き続けられるライン取りをするものですが、定着出来れば男子でも止めるのは容易ではないものですので今後が楽しみです。
今春は部員数の課題をクリアして、今夏の学生選手権でベストを尽くして欲しいと思います。 頑張れ、後輩達!